マガ月の満月

1月14日のマカラサンクランティから始まったマガ月も28日の満月でUターン。月はカタカ(蟹座)でマカラ(山羊座)の太陽、木星、土星、金星とオポジションを形成し、1月に入りコロナ対策などの対応に追われる政府や自治体へのプレッシャーを表しています。

山羊座のステリアムはさらに、この後も夏のオリンピックの開催など山積の課題を抱える政府の混乱も暗示しており、同じく月が山羊座のダニシュタナクシャトラにある管首相はサーデーサティのど真ん中に差し掛かり、体調やストレスには注意していただきたいものです。

一方、山羊座の太陽、木星、土星、金星は月支配のシュラヴァナ・ナクシャトラに集中。シュラヴァナはヴィシュヌ神支配の星座で、小人の化身の姿をとったヴィシュヌ神がマハバリという名の高慢な王を「たったの3歩」で撃退した神話が紐づいています。そう、シュラヴァナのシンボルは足跡でもあります。この時期は今までやりたい放題やってきたリーダー格の人たちが名声を失い謙虚さ学ばされたり、個人レベルでもちっぽけなエゴに気づかされたりすることがあるでしょう。そんな体験をした人は、それが一生の学びになること間違いなしです。

さらにシュラヴァナのシンボルが「耳」であるように、この身の回りで信頼できる人のアドバイスを沢山取り入れられるとき。だからアンテナを張って素直に耳を傾けてみましょう。

それはテクニカルなこと、実践的なこと、日常生活を便利にしたり快適にしてくれる情報かもしれません。アドバイスに耳を傾けると、今まで気づかなかったことがスーッと腑に落ちる体験となるでしょう。自分も数日前、あるクリニックで凄いことを教えてもらい、人生が変わった気がしています。

さて、我々一般市民にとってステイホームな冬を迎えていますが、それを象徴するかのような蟹座の満月。蟹座はナチュラル4ハウスで「家庭」ですから、山羊座からの複数の惑星のアスペクトにより家族との間で欲求や怒りが溜まりやすくなります。

ですから木曜日の満月に向かい、適度に外出したり散歩したりして自分の時間を確保しましょう。息抜きが大切です。家族との話し合いは26日のアルドラの日、木曜の満月は感情的になり口論になるので絶対に避けましょう。

木星支配の木曜日に、やはり木星の神ブレハシュパティ支配のプシュヤ・ナクシャトラで迎えるの今週の満月。

仕事の合間にもマハバーラタやギータ、ラーマヤナなどを読みグル(木星)にひれ伏し、同時にシュラヴァナの惑星を調和してくれるようヴィシュヌ神に礼拝する1週間にするとよいですね。



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