鍵を握るマカラ(山羊座)

2020年4月のテーマとしては、

マカラ(山羊座)と土星の存在感が

非常に高まっていることです。

3月31日、1日とシャニ(土星)とマンガル(火星)

のコンジャンクションがありました。

基本的に2つのグラハ(惑星)はユダ(戦争)の

状況にある訳ですが、土星は山羊座の支配惑星、

そして火星は山羊座で高揚の位置関係にあります。

土星は民主主義で平等を重んじる惑星で風の要素を持っていますが

まさにラーフとケートゥと共に、ウィルスは人種、性別、ステータス、

国を問わず全人類の脅威となって世界を脅かしています。

基本土星も火星も凶惑星ですからパワフルな山羊座の位置で

この31日、1日を機にさらに拡散力、破壊力を後押しすることと

なってしまいました。

また山羊座は政府や政治家をつかさどる星座ですから、

各国の政治家に計り知れないプレッシャーがかかり

リーダーシップが試されます。


みんさんの心配を煽る訳ではないですが、社会基盤を表すブダ(水星)が

4月7日から減衰して力を失いますので、どの国も医療崩壊を回避できるように

団結することが大切です。


では私たち一人一人に何ができるでしょう。

ウィルスと戦う健康な身体と免疫力はスーリャ(太陽)の力に

かかっています。

アーユルヴェーダなライフスタイル、食生活をこころがけ、

早起きしスーリャナマスカールや東の方角に水を捧げるなど、

太陽に礼拝し、ウィルスなど弾き飛ばしてしまいましょう。

不安を感じたら、スーリャマントラを唱えていてください。

*オーム・シュリ・スーリャーヤナマハ

また現在、太陽は魚座で4月14日からの再生に向け、大きな浄化を

している時と認識してください。


現在火星と土星が通過しているのがシュラヴァナ・ナクシャトラです。

シュラヴァナのシンボルは耳。そして支配神はヴィシュヌ。

聖典プラーナには、シュラヴァナに纏わる阿修羅のもとを訪れた

ヴィシュヌ神の化身ヴァマナの話が出てきます。

ヴィシュヌのことをただの小人の僧侶と見くびり、グルの忠告に

「耳を貸さなかった」阿修羅は、ヴィシュヌにより撃退されました。

シュラヴァナ・ナクシャトラからのメッセージは、

専門家や指導者の指示にしっかり「耳を傾けること」、

「アドバイスに従うこと」です。

またヴィシュヌは維持の神として、人類がダルマを厳守する限り、

現状、インフラを守ってくれる慈愛深い存在です。


太陽が14日に牡羊座入りすれば、ウィルス拡大がすぐに終息せずとも、

人々の免疫力は一気に高まります。

今が忍耐の時です。

スピリチュアルな意識がある人にとって、再生と浄化の時期です。

充実した瞑想を続けましょう。




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