ヴィシャカ月の満月に向けて
太陰暦の2か月目(4月中旬から5月中旬)は
満月がヴィシャカ・ナクシャトラで起こるので
ヴィシャカ月と呼ばれます。
ヴィシャカ月は太陽が北回帰を始め4か月目で
更に地球に近づき、万物が太陽のエネルギーを
よりふんだんに受け、草木芽吹き、緑が生い茂っていく
活動的なひと月。
5月4日で火星が山羊座を去ると、土星と木星とのドラマティックな
トリプルコンジャンクションに終わります。
家庭で家族と過ごす時間も多くなったこの1か月強、
家族との衝突やリモートワークのストレスやプレッシャーが
のしかかった人も少なくないでしょう。
火星が山羊座を去りクンバ(水瓶座)に入ることで
そんなストレスも軽減され、同時にコロナ禍のテンションも次第に
収まるでしょう。
5月11日から逆行になる土星、金星、木星の影響で
まだ感染者数のアップダウンも多少ありますが一喜一憂せずに
それぞれ自分のストレス管理、体調管理に力を入れ
ゆったりと音楽や趣味を愉しみリラックスしましょう。
またできるだけ自然とつながりファースト、セカンド、サードチャクラを
浄化しましょう。緑の多い公園や川沿いを散歩したり土いじりをするだけで
この3つのチャクラに大きなヒーリング効果が得られます。
これらのローワーチャクラはこの数か月、コロナから自分や
家族を守ろうという本能が働いたためオーバーヒート気味。
自然とつながりこの3つのチャクラをチャージし、
さらには瞑想でハイヤーチャクラから宇宙エネルギーを取り入れ
浄化して調和させることで、しっかりグラウンディングしましょう。
こんな状況下でも実り多き秋に向け力強く前進することができます。
危機の状況でこそ生まれるアイディア、知恵、新しい発想、気づきが
沢山あるものです。
5月2日スタートの毎週土曜日のマハバーラタ攻略法&瞑想プログラムも
この騒ぎがなかったら実現していなかった、まさに
危機から生まれたギフトだと思っています。
月の神ソーマが宇宙初の不倫をしたところから始まる壮大な叙事詩マハバーラタ。
そのため登場人物はみな情熱的で感情に翻弄されやすいクル族です。
それでも必死にダルマ(正義)を遂行し、ヴァイラーギャ(無執着)と
バクティ(帰依心)を胸に生きようとするパンダヴァ兄弟をはじめとする登場人物たちは
現代人にとっても非常に共感できる存在です。
激動の2020年は、5番目のヴェーダとの位置づけられるマハバーラタを
じっくり読んで霊性修行を加速してみてはいかがでしょうか。
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