トランプ大統領とCOVID-19
今日発表の世論調査で米国民の4人に3人がトランプ氏は
適切なコロナ対策をしなかったと感じていることが明らかになっています。
トランプ大統領と言えば数日前の満月にファーストレディーと共に
コロナの陽性が出たとツイートし、翌日金曜日にはホワイトハウスを
後にし入院となりました。
ジョーティッシュでは太陽支配の獅子座アセンダントで
「月食の満月生まれ」のトランプ氏。
皮肉にもコロナの感染が発覚したのが満月の日。
月のフェーズ「ティティ」では満月は土星支配で、
土星は獅子座アセンダントのトランプにとって
病気も意味する6ハウスとマラカハウス(キラー)である
7ハウスの支配惑星にあたります。
土星は風のエレメントで、コロナの症状である肺の障害を
表しています。
また今回の満月はナクシャトラではバドラ月の満月。
この場所もトランプ氏の1ハウスから数えて寿命を意味する
8ハウスにあたります。
さらにこの日の月は、現在山羊座で順行となった土星の
アスペクトを受けていました。
そして月が満月のタイミングで通過していたナクシャトラは
プルヴァバドラ・ウッタラバドラパダと呼ばれ、
そのシンボルは葬儀用のベッド。
感染源とされるホワイトハウス・ローズガーデンでの
イベントに出席した政府関係者で既に9人の感染者が確認されています。
死者が出ないことを祈るばかりです。
次の2週間で月はトランプ氏の2ハウス(もう一つのマラカハウス)での新月に向かって
移動し、その次の日に17日はアセンダント支配の太陽が天秤座に移り
減衰に入ります。太陽はトランプ氏の1ハウスのルーラーであり、
一国の大統領をも象徴しますから、彼の健康状態に油断は禁物です。
一方、9月24日にケートゥとラーフがそれぞれ蠍座と牡牛座に入りました。
トランプにとってこのポジションは、ノードリターンとなります。
この18年の生き方による結果が表面化する時。
過去に2度破産したトランプ氏はこの18年の間で
2004年からスタートしたリアリティ番組アプレンティスが
大ヒットし見事な復活を遂げます。
しかしゴルフ場やホテルなどに軒並みに投資し結果は散々なもの。
ケートゥとラーフがそれぞれ蠍座と牡牛座に入ると今まで隠し通してきた
確定申告や所得税の情報がニューヨークタイムズにより開示されました。
大統領に就任した最初の2年でたったの750ドル、そした過去10-15年では
殆ど所得税を払っていなかったこと、そして個人的負債が日本円で460億以上
あることがついに暴露されてしまいました。
ニューヨーク州やFBIも脱税疑惑などで取り調べを進める中、
11月の大統領選では何としてでも再選されたい。
しかし、世論調査では民主党の候補バイデン元副大統領に全国的な
リードを許す状況。
また当のケートゥは10月7日までガンダンタという危うい区域に滞在中。
蠍座の28度で月とケートゥがコンジャンクションのトランプ氏は、
コロナの感染によりすでにこの影響を受けています。
上記すべてを鑑みると、ここから16日の新月までトランプ氏の病状には
十分な注意が必要であり、今回の展開が大統領選に与えるダメージはかなり大きい
と言えましょう。
また今回の大統領選ほどアメリカが真っ二つに分断されたことはないと言われるほど、
民主党は庶民、移民、女性、マイノリティの味方、
トランプ率いる共和党は右寄りと、とても分かりやすい図式になっています。
民衆を味方する土星が自室の山羊座で順行となり安定しているのに対し、
トランプ氏のアセンダントルーラーであり、富裕層を象徴する太陽が
17日から1か月減衰する中での投票日。
民主党バイデン氏の圧勝となりそうです。
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