プナルヴァスの新月
7月9日の朝8時47分よりすでに新月は始まっています。この時点で月は「嵐」のアルドラ・ナクシャトラを通過。27星座でも激しく破壊的なアルドラ。
そして月のフェーズで言うと、日の出の時点では新月の一日前にあたり(前回の満月から数えて14日目)、こちらも一癖ある不安定な波動を放っています。よって金曜日は目立った行動は控え内省や瞑想の時間を過ごすことが無難でしょう。
とは言え冒頭に書いた通り、午前8時47分には月は既に15番目のフェーズ「新月」に入ります。新月では月と太陽の距離が最も近くなり、太陽は真我(神)、月は個我(個人の魂)を表しますから瞑想では高次元とつながりやすくなるわけです。
特に金曜は月(マインド)がシヴァ神が支配するアルドラにおり、シヴァ神は第6チャクラ(サードアイ)に調和をもたらし、呼吸を整え瞑想する者のサードアイを開いてくれますのでヨガや瞑想に最適な金曜です。ただし人間関係となると話は別。月がアルドラにいると感情も昂ぶりやすくイライラしてしまうので気をつけましょう。
といったエネルギーも10日の未明から一転。月がプナルヴァス・ナクシャトラに入りますから土曜日は嵐の後の穏やかな波動に変わります。新月の時間は正確には10日の午前10時16分まで続きます。ただ土曜日の日の出時刻に新月であることから、土曜日がアマヴァスヤ(新月)とカウントされるのです。
さてそんな嵐のあとの快晴な空の波動を持つプナルヴァスでの新月。ポジティブで前向きな気持ちをわたしたちに与えてくれます。オリンピックが目前に迫る中、皮肉にも4度目の非常事態宣言が出されました。それでも心を内に向ければきっと今回の新月の楽観的で穏やかなパワーにあやかれるはず。
10日から始まるナクシャトラの第三期のクラスには前回の倍以上の人数の皆様と盛り上がってスタートできることになりました。今回も吉兆なプナルヴァスの日に開始しますが、まずはアルドラ、プナルヴァス、その次のプシュヤ、アシュレーシャといったナクシャトラについて神話やセレブの例も挙げながら楽しいイントロクラスになりますのでお楽しみに!プナルヴァスは成功をもたらす星座でもあります。この新月に皆様の人生の成功を今一度祈りつつ・・・Happy Amavasya in Punrvasu!!!
0コメント