ラーフ、ムリガシラへ移動

ラーフとケートゥのトランジットには

2つの算出の仕方があるのをご存知ですか。

ラーフとケートゥは西洋占星術ではそれぞれ

ノースノードとサウスノードと呼ばれますが、

トランジットの2つの捉え方は

トゥルーノードとミーンノードという用語で

知られています。


トゥルーノードとミーンノードでは

約2度の差異が生じます。

トゥルーノードのよるとラーフは既に4月20日に

自身が支配する破壊的なアルドラ・ナクシャトラを

後にしてムルガシラ・ナクシャトラに移動しています。

またミーンノードによるとラーフは5月20日に

ムルガシラへ移動となります。


個人的に誕生チャートを見る時はトゥルーノードを使用し

トランジットではトゥルーノードとミーンノードの中間を

見ています。

即ち4月20日と5月20日の中間を取り5月5日ごろから

ラーフの影響がアルドラからムルガシラにシフトしていると

考えます。

実際この5日ほどでコロナの感染がスローダウンしている

国が多く見られています。

もちろんこの後11日からの土星、金星、木星の逆行により

多少のアップダウンが起こり得る可能性はあるものの、

ウィルスの拡大、破壊力や脅威は軽減されていくはずです。

ケートゥがムーラ・ナクシャトラを出る9月まで油断はできないものの

ラーフのムリガシラへの移動でメディアの取り上げ方も

大衆心理にも楽観的な見方が広がるでしょう。

(コロナが残した経済的ダメージの影響は別の話ですが)


後は、水星がラーフを飛び越えカルサルパヨガ(全ての惑星が

蛇の頭と尾に挟まれた状況が終わると、

6月から徐々に以前のような人と人のコミュニケーションが

戻ってくるでしょう。


ラーフは頭脳を表す惑星でもあります。

よってコロナへの対策も色々な意味で

工夫や研究が進んでいくでしょう。


またまったく違った観点から見ると

ムルガシラには執拗に追いかけるという意味もあります。

ラーフのような凶星がいると(特に9月までの双子座滞在期)

ストーカー行為が誘発されることがあるので

気のない相手やどこか怪しい相手には一切いい顔をせず

個人情報を守りましょう。


一方、ムーラに入り破壊行為を繰り返したケートゥも

ここからは落ち着き霊的探求、覚醒、気づきなど

帰依者や探求者には大きなサポートをしてくれます。

ダヌ(射手座)の領域にあるムーラには最も深い

スピリチュアルポテンシャルが隠れていますから

マハバーラタの勉強からも深い気づきや洞察が

得られる時期となるのです。

この傾向は、ケートゥが9月にヴィリシュチカ(蠍座)に

入り高揚してから更に1年6か月続きますから

瞑想やサーダナをする人には絶好のチャンス到来です。


(画像)インド占星術では、ラーフの石としてガーネットを処方します。


ガーネットで瞑想すると、グランディング効果抜群でエネルギー体の

浄化、オーラのクリアリングもできます。

嫌な奴からのネガティブな想念を寄せ付けぬ守護の働きもあり、

まさにエネルギーのストーカー対策にもなります。

深く情熱的な輝きはラーフとケートゥのミステリアスな光を彷彿します。

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